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ジョージタウン大学の国際経済学者ピエトラ・リボリ教授は、キャンパスでの1人の女子学生の演説に耳を奪われた。「Tシャツを作っているのは、水も食べ物も与えられず、ミシンにつながれている子供たち。週90時間も働いて、12人が一部屋で暮らしている子供たちなのです」いったい、彼女はそれをどこで知ったのだろうか? 筆者は、それを確かめるために1枚6ドルの安Tシャツの一生を追い始めた。舞台は、西テキサスの綿農園から中国へ、再度米国へ戻って、最後はアフリカ大陸へと移動、Tシャツという素朴な商品から世界政治、世界経済の実態とその歴史に迫る。米国の綿産業保護のための助成金がアフリカの最貧国のGDPを上回っていること、米国綿をめぐる権益がテロ組織に対抗するための重要な外交カードとして使われたことなどを、18世紀英国の産業革命から05年のWTO閣僚会議まで2世紀にわたる政治と労働と市場の葛藤を交えて明らかにする。完全な競争市場が成り立っているのははるかタンザニアの古着ビジネスであることを見届けた、迫真の経済ドキュメンタリーである。 |
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朝鮮独立の悲願を胸に生きた少女・柳寛順は三・一運動とともに、永遠に生きることとなった。恨から愛へ……。日韓と日朝、東アジアの人々の和解への、祈りが込められた物語。 |
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第13回小学館ノンフィクション大賞受賞作。2006年の小学館ノンフィクション大賞「優秀作」を受賞した本作は、高脂血症治療薬「スタチン」を開発した遠藤章博士の半生記である。約6000種類の菌類の試験から、ついに目的の物質「ML236B」を開発したが、会社の無理解、同一物質を発見したとするライバルの登場、特許をめぐる日米の障壁と商品化までに多くの曲折があった。現在世界で3000万人がこの薬を飲んでいるといわれる。最近、日本人の食生活の変化により、メタボリックシンドロームの危険性が叫ばれているが、心臓病や脳卒中による死亡リスクを3分の1にまで減らしたといわれるこの薬がなければ、もっと大変な事態になっていたのは間違いない。 |
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「あだ名、通称、あるいは身代わりのようにしてつけられた呼び名それぞれその人の要約にあたるようなもの。いかにしてあだ名がついたか、事情はさまざまだが、世の中にひそんだ悪ガキの智恵にも似ている。それを借用すると、個性ゆたかな肖像が浮かび出るのではなかろうか?」 誰でも知っている有名人、あるいはあまり世に知られない人物――本書は、ただそのあだ名において、みごと人生を一貫した人たちのポートレート集である。指物の名人・小林如泥や妖怪博士・井上円了、オバケの鏡花、大いなる野次馬・大宅壮一――これらはみな、名の知られた著名人である。しかし、世に隠れた変人・傑物・天才もたくさんいる富士山に憑かれて一生を終えた不二のかしく坊、物騒な幕末にあって花や昆虫に入れ込んだ博物大名・前田利保、文明開化の明治に逆らってランプ亡国論を説いた佐田介石、別府温泉を天下に知らしめたピカピカおじさん・油屋熊八、棟方志功を俗と一蹴した風船画伯・谷中安規等々。これら有名・無名の24人の肖像を味読しながら試されるのは、わが身のユーモア感覚と器量であろうか。誰にあっても、あだ名はこわい試金石である。 |
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現在全米ベストセラーが異例の速さで邦訳刊行!! 100日間で100万人のツチ族が虐殺された。小さなトイレに身を隠し真実を伝えるために奇跡的に生かされたツチ族女性の恐怖と感動の手記。物語の冒頭1ページをまず読んでみて下さい。つらくて、涙があふれ、それでも明日を生きる力が湧いてくる。 想像を絶する恐怖と苦悩と悲しみを乗り越えたこの若き女性の物語は、読む人を深い共感と感動の渦に巻き込み、気づきと勇気を与えずにはいない実話である。著者イマキュレー・イリバギザは、「永遠の春」と呼ばれた彼女の愛する国で、愛情あふれる家族に囲まれて育った。しかし、1994年、ルワンダで起こった大量虐殺で、彼女の家族も惨殺されてしまう。隣人や友人だったフツ族が襲いかかり、100日間で100万人のツチ族が虐殺されたのだ。大鉈やナイフを持った殺戮者が「皆殺し」を叫び、生き残りを探す中、牧師の家の狭いトイレに7人の女性と身を隠し、奇跡的に生き延びた著者。どこからも助けは来ない。迫り来る恐怖と空腹に負けず、彼女は父の教え、祈りの力に気づき、神様と対話しながら希望の光を灯し続けた。救助後にも襲ってくる試練を克服し、虐殺者をも許す境地に達する……。 『夜と霧』『アンネの日記』を髣髴(ほうふつ)とさせる、心を揺さぶる感動の書。全米ベストセラー。 |
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旅の途中、モンゴルの草原でみかけた幼い女の子。ひとりで牛の群れを追う姿にひかれ、その子の方に向かうと…。遊牧民の少女プージェとの、短いけれども心に残るふれあいを描く写真絵本。 |
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史上空前の問題番組「発掘! あるある大事典」を斬る! 「発掘! あるある大事典」(フジテレビ系 毎週日曜午後9時放送)は、生活の知恵を科学的に検証して紹介するというふれこみの人気番組であり、視聴者に対して強い影響力を持っています。この番組で痩身効果や健康効果があるとして取り上げられた食品が、全国で売り切れになるといった社会現象も起きています。 しかしこの「あるある大事典」は、実はかなりいい加減な検証や論理の飛躍を行っています。科学的にまったく根拠のない「血液型性格診断」や「セルライト」をさも真実であるかのように紹介したり、死亡事故まで起きている「にがりダイエット」を推奨したりしているのです。「あるある大事典」で取り上げられた食材の効果に対して、その後、独立行政法人国立健康・栄養研究所から警告が発せられることもたびたびあります。 残念なことに、多くの視聴者はこのような事実を知りません。番組内容を鵜呑みにしてしまうことで、自らの健康を危険にさらしている可能性があるのです。 そこで本書では、インターネットを中心に教養番組評論を行ってきた筆者が「発掘! あるある大事典」の問題のある箇所にツッコミを入れつつ、この番組がいかに視聴者をだましているかを明らかにしていきます。本書がきっかけとなって視聴者が健全な“疑う心”を持ち、優れた教養番組の増加につながっていってくれることを願ってやみません。 |
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夏目漱石「愚見数則」、宮沢賢治「生徒諸君に寄せる」、井上陽水「断絶」……。明治から平成までの文学者、思索家たちが若い世代に語った人生の指針を集成。「人生如何に生くべきか」を学ぶ言葉の百年集。 |
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自身も中学生男子の親であり、また、さまざまな世界で出会う「本物の漢たち」への絶大な愛と限りない敬意をウェブサイト上で真摯につづる著者の、初の書き下ろし単行本。「ありがとう」を言う。友だちと向き合う。あそぶ。腹をくくる。いつか外海に漕ぎ出してゆく。――ささやかでも、キミが自分だけの誇りをもって笑って生きていけるように。漢・玉袋筋太郎が満を持して子どもたちへおくる、魂をふるわせる渾身のメッセージ。 |
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横たわる死者たち、凄惨な「自爆テロ」、破壊された家屋、廃墟の映像と悲嘆の叫び……。パレスチナを外部の目はどのように捉え、世界に伝えたか。内部の目はどのように自らを見つめ、表象してきたか。映像化された作品を渉猟しつつ現地での長期滞在と人的交流を通して、戦渦に生きる人々の痛切の想いと日常を周密に描くパレスチナ・フィールドワーク。 |
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いじめや不登校、それに関連して、日本の家庭教育や学校教育についての考えを講演や対談の形でまとめる。対談はフリースクール開設者、社会学者、哲学者などを相手とし、これまで行ったものから印象に残ったものを収録。 |
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子どもの病気や健康に関する情報の中から、アトピー性皮膚炎やぜんそくなどのアレルギー性疾患、肥満・睡眠障害などの生活習慣に根差す不調、救急対応の方法などを紹介する。教育雑誌『灯台』連載記事をもとに単行本化。 |
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植物状態と診断されたが実は意識があった……。脳卒中や交通事故で脳に障害を負った人々を巡る驚くべき現実、医療・社会の対応の遅れを描き、治療の新たな道を探る。 |
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「貧しさ」とは、豊かな国の側が作った世界の仕組みの問題でした。私たちが日ごろ食べたり使ったりしている物を通じて、暮らしとのつながりから、その仕組みの問題点を提示。身近な生活の中から変えていく方法を学びます。 |
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解離性障害、統合失調症、強迫神経症、自傷行為、家庭内暴力、ひきこもり……。不登校とともに心の病に陥ってしまった子供たちへのカウンセリングの実例を紹介。教育月刊誌『灯台』連載中の「私のカウンセリング日記」を再構成。 |
























